ある日唐突に思い知る

キリスト教が母に万人への愛を説いた
父母は私に愛と優しさを説いた。


だから
私は差別をすることを少しもおかしいと思わない人間になった

なぜなら愛は
誰かを他の誰かより特別だと思うこと
万物を愛する事など出来ない


私が愛する者は、私の血縁、親しい人物と目に入る物だけだ
遠い空の下の人間の事など知らない
彼らを愛しているなどとは口が裂けても言えるものか



…そんな事を考えて、
少し憂鬱になった


これが今の私の偽らざる思い




考えさせてくれた元文章はここの二つ↓
Something Orange
物語三昧〜できればより深く物語を楽しむために